こんにちは。30歳後半、不妊治がんばり中の 新米主婦のブログです。
いま、人工授精に挑戦中です。
目次
- 『人工授精』とは？
- 人工授精の妊娠率は？やる意味あるの？
- 人工授精の流れ。
- 人工授精は 痛いの？
- 人工授精の費用は？
- 人工授精は双子ができやすいの？
- 人工授精で大変なこと。
- 人工授精のメリット。
- 私の人工授精。
『人工授精』とは？
『人工授精』とは？
「元気な精子だけ」を精製して、女性の体に入れ、精子と卵子を 女性の体の中で 受精させること。
そうなんです。精子と卵子が 女性の身体の中で 自力で出会うんです。なので、『自然妊娠』にとても近いと考えられています。
人工授精の妊娠率は？やる意味あるの？
人工授精の妊娠率は、５～10％。
びっくりしました！( ﾟДﾟ) 人工授精って、こんなに成功率低いんですか！？先生からそんな話は聞いていません…。そんなに確率低いのに、やる意味あるんでしょうか…？？
もちろん、自然妊娠できない人の妊娠率は、少ないながら必ず上がります。でも、年齢を重ねている人なんかは、飛ばして体外受精に行く人も多いそうです。時間がもったいないですもんね。お金があるなら、ね。
ちなみに人工授精では妊娠できた人の中のほとんどは、５回以内に妊娠しています。
人工授精３回までに 妊娠する人が 約80％
人工授精５回までに 妊娠する人が 約90％
人工授精６回以上で妊娠した人は 約3％
(病院からいただいた資料より)
⇒人工授精は ５回以上の挑戦は 意味がない！！
妊娠できた人のうち、ほとんどの人は ５回以内で妊娠しており、６回以上挑戦して妊娠できた人は 全体の３％ほど… ということで、どの病院も 人工授精は ３～５回までの挑戦にとどめるそうです。もし５回行っても妊娠しないなら、おそらく なにかの異常があり、「体内では受精できない身体」ということになるんですね。それがわかるだけでも、やる意味があるように感じてきました。
私の通っている病院の先生は、「３回までね」と言われています。でも旦那サマの周りに、４回目で授かる人の話がとても多いので、４回は試そうね、と私たちは話しています。（実際には５回挑戦しました。）なんにしても、終わりが見えるって大事ですよね！
人工授精の流れ。
生理~D10頃；①卵胞を育てる
D９頃～ ；②超音波検査で排卵日を予測
排卵日 ；③採精⇒④精製⇒⑤子宮内へ入れる
①卵胞を育てる；お薬(内服or注射)を使って卵胞をしっかり育てます。『排卵刺激』というやつですね。（自然に卵胞が上手に育って排卵できる人は、『排卵刺激』なしでも人工授精できるそうです。）
『排卵刺激』→コチラ
②排卵日を予測；生理から９日目頃から『超音波検査』で「卵胞の大きさ」と「子宮内膜の厚さ」を計測します。連日通院になることもあります。一定の基準( )を満たしたら、排卵させるお薬を注射して、排卵日を確定させます。(『排卵刺激』を行わない場合は、『超音波検査』で排卵日を予測するだけです。)
『超音波検査』→コチラ
③採精 ；採精とは、精子を容器へとること。排卵日当日に採精します。採精してから３時間以内に 病院へ提出が絶対です(鮮度のため)。我が家はいつも朝、出勤前に旦那サマに採精してもらって、３時間以内に病院へ提出しています。
④ 精子を精製；精子を病院へ提出すると、精子を 「洗浄・濃縮」してくれます。30分かからないくらいです。
④ 精子を子宮内へ ；超音波検査を行ういつもの診察台の上で 行います。超音波検査とほとんど同じ体感で、膣から器具を入りて、子宮内へ精子を入れます。あっという間に終わります。時間としては数十秒。
人工授精は 痛いの？
一般的には ほとんど痛みなし。
でも人それぞれ。
私は 痛い！！
病院側からは、「ほとんど痛みは ないし、これといった副作用も ないですよ。」と言われていました。たしかに、痛くないときは なにをしたのか？と思うくらい何も感じません。でも、痛いときは痛いです！器具を挿入するときは、いつもの超音波検査と同じで痛くはありません。でもそのあと、精子を注入するとき、お腹の奥が痛いです。うぅっ、て感じ。まぁ、我慢は できますが…。ひどいときはとても痛い。痛いときは たいてい流血しています。毎回ちょっと恐怖です。。
人工授精の費用は？
「健康保険」対象外。「助成金」も対象外。
１サイクル 平均２～３万円。
残念ながら「健康保険」も「助成金」も対象外です。私が 当日に支払うのは、 約 14,500円です。加えて、その前後で 超音波検査をしたりするので いくらかプラス費用かかかりますね。病院によるとは思いますが、私は １サイクル ２～３万円として試算してます。
人工授精は双子ができやすいの？
人工授精は、双子が できやすいです！
先生も そう言われているし、なにより 旦那サマの周りの 人工授精で授かった家庭は、かなりの率で 双子です。『排卵刺激』を行うことで、卵胞が 通常より 数多く作られることが原因だそうです。私も 最大４個できました。(※このときは、先生の判断で排卵させずに流しました。)
人工授精で大変なこと。
人それぞれだとは思いますが、私が感じるのは以下のこと。
①病院に 通うこと。
必ず「この日のこの時間に 行かないといけない」というのが出てきます。体外受精ほどではにですが、やっぱり、地味に大変です。。
②日程が合わないこと。
排卵前後に 旦那サマの 出張が重なったり、祝日で病院が休みだったり…。不可抗力ですが、なかなか進まず 苦戦してます。
③費用。
体外受精から比べたら金額としては まだまだ少ない ですが、続くとジワジワ…。
人工授精のメリット。
終わりがわかること！（だと私は思ってます）
私が タイミング療法から 人工授精に踏み込んだ理由は、それでした。「５回」人工授精をしたら、それ以上無駄。きっと体のどこかに異常があって、体内での受精は できないってこと。終わりが見える！
もちろん「５回」というデータも 絶対ではないし、それでダメなら その先も続く不妊治療の 終わりは見えません。それでも、『ひとつの基準』というか、『節目』があるのは、頑張る気力につながります。
私の人工授精。
私のはじめての人工授精記録はこちらです。→【妊活(不妊治療)ブログ】人工授精１回目 - 30代後半 妊活(不妊治療)がんばる 新米主婦 の ブログ
このあと、私たちは５回挑戦してダメで、結局体外受精に移りました。結果的には無駄な時間なので、人工授精はせずに体外受精に進むのも悪くないかもしれないと思います。高齢ならなおさら、ね。
でも、私は後悔はしていません。５回もやって、納得しました。「あ、私の体は無理なのか」。そう思ったら、不妊治療に真剣に向き合えるようになりました。←おそっ！
ひとりでも、軽い気持ちで治療に取り組める人が増えますように。。
(※私に医学的知識はありません。だいたいの概要をつかむために調べてまとめているので、若干のニュアンスの違いはご了承ください。ただ、大きな勘違いなどありましたら、ぜひご連絡ください！)
